電子書籍で『難解な腐女子』という漫画がセール中で、サンプルを読んだら今気になっていることについて描かれていそうだったので購入してみました。
私は基本男女CP派で、たまにものすごく刺さる男男CP、女女CPがある感じなので界隈のこだわりや地雷がよくわかっていませんでした。
(ところで商業のBL漫画や百合漫画はめちゃくちゃ読みます)
Twitterのお絵描きアカウントを再開してしばらくして、男男CP派のみなさんのこだわりをわからないままにTwitterをやっているのはよくないのかも……と思うことが何度かあったのでぴったりなタイミングでこの漫画に出会えたなと思いました。
CP固定、総受、リバ可…一口に「腐女子」と言っても、難解なこだわりゆえに分かり合えない部分もある。Twitterで大共感の嵐を巻き起こした、知れば知る程愛しい、凶器に満ちた腐女子の生態観察記!
(作品説明から引用)
すごくいろんなパターンを網羅してくれているので、私とドンピシャ同じカエルさんが2巻のPage 5に出てきてうれしくなっちゃった。
ちなみにあんまり“腐”の表現はどうかな〜と思ってますがタイトルなので使用してます。
以下自分語りになります。
私の場合、初めてCP萌えしたのはまちがいなく良右で、その次がワ●ピのゾ●関連でした。
ビ●ちゃんが出る前はゾ●くいなで、ビ●ちゃんが出てからはゾ●ビビ。
しかしJ●MP作品の男女CPは基本的にマイナーなので、推しであるゾ●の二次創作が見たくて見たくてたまらない当時中学生の私はありとあらゆるゾ●関係の個人サイトをめぐりまくりました。
いろんな個人サイトやアンソロジーなどを読んだ結果↓こんな感じになりました。
<大本命>
ゾ●くいな
ゾ●ビビ
<BLの中では一番好き>
ゾ●サンゾロ
<比較的好む>
ゾ●総受
ナミゾ●
ゾ●ナミ(ゾ●推しの作品のみ)
サンゾ●
ゾ●サン(ゾ●推しの作品のみ)
ルゾ●
ゾロル(ゾ●推しの作品のみ、黒目が大きくないル●ィの場合のみ)
ヨサ+ジョニ×ゾ●
この時に、同じCPでも「書き手の推しが誰か」で作風がずいぶん違うんだな~!!と学びました。
推しが受のCPは書き手が愛をこめてくれてるな……と感じることあって普通においしくいただけるんだけど、推しが攻めの場合は受がキャラ崩壊レベルでかわいこちゃんになってるとそんなに楽しくなかった。
ちなみに男女CPでもナ●ちゃんは総受が多くて、今まで男女CPの総受って見たことなかったけど男キャラの総受と似た雰囲気だった。
一番良かったのはリバで、一番私の中でキャラ崩壊が少ない、かつ男女CPでは見れない顔が見れるのですごく好きだった記憶がある。
エロい推しがみたいというより、感情引き出されまくってる推しが見たいのかもしれない。
これ以降も一番好きなCPは男女CPだけど、二次創作見るの大好きだから男男CPも見るよ~という時期がずっと続きます。
ちなみに男女CPが好きな理由は単純で、女の子キャラが大好きだからです。
大学生の時、とうとう男男CPに激ハマリするときが来ました。
それがサウ●パーク……。
今のところ、この作品ほど男男CPにはまったこと無い。
性格激悪差別主義カリスマおデブちゃん×かしこい被差別ユダヤ人 のCPだったんですが、最高の関係すぎて~!!
基本的にカ●ルを受で考えてたけど別ジャンルのお友達が逆CPが好きと教えてくれたときもあっさり「逆もいいですね!」って思った。
だからコンビ固定のリバ可なのかな?かと思いきや、私は別のカ●ル受CPもOKでした。他のカ●ル受の本も買ってたけど、総受はちょっと違う気がしなくもない……。
<大本命>
エ●カイ
両思いでも片思いでも死にネタでも鬱展開でもラブラブでも三角関係でもなんでもいい。
<比較的好む>
スタ●イ
ちらっとでもカー●マンが絡むともっと好き。
ケニ●イ
どんなシチュエーションでも好き!というわけではない。
<別軸で好き>
クラ●ベ
クレ●ゥイ
過去男男CPにハマったことが無かったので、エ●カイはすっごい供給多い!と思いましたが、エ●ックちゃんが太ってるばっかりに今思うとそんなにみんなが好きなCPではなかったのかな。
エ●ックちゃんがやせてたらもっと絶対人気あった。
でもその分公式がすごくてめっちゃ楽しかった~。
これ以降、基本的に太ってる人&太ってない人で公式ブロマンスな二人にはCP萌えしてしまう……。
『難解な腐女子』を読んで、私はどの腐女子かなって思ったんだけど、私はカエルの気持ちが一番よくわかるカメであり、いままでは一部のヘビとナメクジの気持ちがよくわからなかったんだなっていうのがよくわかりました。
あと、解釈違いについてどう思ってるのかなっていうのもわかって良かったです。
私は基本的に供給少なめのCPにハマるから結果として雑食になるのかなっていうのも何となくわかったし、自分の嗜好を掘り下げて考える機会にもなりました!
おもしろかった。
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